魅惑に満ちた場所
オートリック邸(La Maison Autrique) は、アールヌーボーの最も偉大な建築家とされるヴィクトル・オルタ(Victor Horta)の最初の建築作品です。 1893年に建造されたこの建物は、ブリュッセルの建築的遺産を代表するもののひとつです。 模範的ともいえる修復工事を経て、今日、一般の人々が見学することができます。
この邸宅はアールヌーボーの貴重な一歩を示す建築物です。 建築家オルタが長年を通じて求め続けた様々な要素を、ここに発見することができます。
建物の内部の間取りや装飾には驚くべき部分が数多くあります。 フランソワ・スクイテンとブノワ・ペータースの二人が独自の視点から、この邸宅の地下室から天井裏までを演出しました。 それによってこの建物は、いわば "邸宅の中の邸宅(maison des maisons)"ともいえるものとして訪れる人の前に姿を現し、ブリュッセルを代表する邸宅建築でありながら、同時に想像の世界への扉を開くのです。
邸宅全体を見学することにより、ブリュッセルならではの生活様式を発見できることでしょう。 厨房兼地下室は当初の姿に復元され、洗濯場、素晴らしい居間、寝室、浴室など、100年以上も遡る当時を髣髴とさせます。
階を昇るに従い、スクイテンとペータースの独特の 想像の世界 に引き込まれていくことでしょう。
オートリック邸は ブリュッセルの、Louis Bertrand大通りとJosaphat公園のすぐそばに位置しています。